
せどりは、ネットビジネスや副業の中でも
非常に人気の高いビジネスです。
私もこのせどりには2011年から取り組んでいます。
このせどりについてまとめましたので
基本的な部分から説明していきます。
そもそも せどりとは 何なのか?
最近よく耳にするせどりですが、
まだせどりの事を知らない人のために
せどりとは何なのか簡単に説明します。
せどりというビジネスモデル
せどりとは、『安く仕入れて、高く売る』その差額で稼ぐビジネスです。
ビジネスモデルとして非常にシンプルです。
もともとは、古本を扱うことをそう呼んでいたそうです。
私がせどりを始めた2011年頃も、
せどりといえば「古本せどり」というくらい、
ほとんどの方は古本をメインに扱っていました。
ネットで発信されている情報も古本せどりが中心で、
情報商材も古本を中心にしたものが多かったです。
すでにその頃には古本せどり以外の情報も出回っていましたが、
今のようには多くなかったです。
今では逆に、古本せどりの情報が少なく
古本せどりのプレイヤーが非常に少なくなっている印象です。
本自体が売れなくなっている時代の流れも影響していると思います。
せどりと転売の違いについて
せどりと共に「転売」という言葉もよく耳にすると思います。
そして「せどり」と「転売」の違いって何のか?と
疑問に思う事があると思います。
結論から言うと、せどりも転売も同じです。
「安く仕入れて、高く売る」全く同じビジネスです。
先ほど説明した通り、せどりはもともと古本せどりのことを呼んでいましたが
今ではその他のジャンルでもせどりと呼ばれています。
ですので、何度も繰り返しになりますが
せどりと転売に違いはなく同じことです。
(定義を細かく分け呼んでいる人もいます)
世間一般からは転売と呼ばれることが多いですね。
ニュースなどでも「転売」とは呼ばれますが、
せどりと呼ばれることはほとんど聞いたことがありません。
せどりは副業でも出来るのか?個人で出来るのか?
せどりは「安く仕入れて、高く売る」という非常にシンプルなビジネスモデルです。
高度な技術や専門知識を必要としないので
副業からでも出来てしまいます。
個人で、しかも副業で月収10万円、20万円稼ぐ人もいます。
中には100万円以上稼いでしまう人もいます。
その領域になってくると、
個人と言えど、作業を外注化したりシステム化していく必要があり
更にはそれだけの商品を仕入れるための資金も必要になります。
「せどりで楽して100万円稼ぐ」みたいな情報もありますが、
稼げることは事実ですが、100万円稼ぐのは
そんなに甘いものではないという事を頭に入れておいてください。
話が少し反れましたが、
せどりは副業でも個人でも出来るビジネスです。
私も副業でやっていた時代もありましたし、
もちろん最初は個人でやっていました。
そこから徐々に売上げを伸ばし、起業することが出来ました。
せどりの仕入れ方について
せどりと一言で言っても仕入れスタイルは人それぞれです。
その仕入れスタイルを大きく分けて解説します。
せどりで一般的な店舗仕入れ
まずせどりの仕入れ方で一般的なものが店舗仕入れです。
文字通り、店舗で仕入れを行います。
店舗仕入といえば、以前はBOOKOFFというイメージでしたが、
今ではせどりで取り扱うジャンルも増えているので
BOOKOFFに限らず様々な店舗で仕入れが行われています。
実際にどのような店舗で仕入れが出来るのか具体例を挙げてみます。
・リサイクル系の店舗
BOOKOFFグループ(ハードオフなど)、GEO、古本市場、
ソフマップ、まんだらけ、らしんばん、TSUTAYA、ワンダーグー、
ブックマーケット、トレジャーファクトリー、etc…
・新品商品の店舗
ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、Joshin、ノジマ、
ケーズデンキ、エディオン、イオン、西友、ドン・キホーテ、
TSUTAYA、トイザらス、コストコ、etc…
上記のように代表的なものだけでもかなりの種類の店舗があります。
これらの店舗にこだわる必要もなく、
百貨店やスーパー、ドラッグストアや個人商店でも仕入れることが可能です。
自宅の周辺環境で、店舗数が多い少ないの差はあると思いますが
全く無いって人もほとんどいないと思うので、
誰でも店舗仕入れが出来てしまいます。
いざ仕入れに行く際には、下調べをしてから
仕入に行くことをおすすめします。
徒歩で行くのか、車で行くのか、電車で行くのかなど
交通手段によっても行ける店舗だけでなく、
仕入れるジャンルや量も変わってきます。
まずはグーグルマップを利用して周辺の店舗をピックアップして
仕入れ可能な店舗を把握しておきましょう。
実際に店舗に行ってみると、それぞれ特徴があります。
品揃えが豊富な店舗、頻繁にセールをしている店舗、
せどりに厳しい店舗・歓迎の店舗などなど。
それらの特徴については、実際に自分で足を運んでみなければ分からないので
まずは積極的に行ける範囲の店舗は回ってみる事をおすすめします。
ネット上で仕入れを完結させる電脳せどり
店舗に足を運ぶことなく、インターネットで仕入れを完結させてしまうことを
電脳せどりといいます。
店舗仕入れと比較すると、様々なメリットがあります。
・自宅の周辺環境に左右されない。
・店舗を行き来する時間が要らない。交通費も不要。
・時間を気にせず仕入れができる。24時間仕入れ可能。
・仕入れた商品が自宅に届く。
見ての通り、良い事ばかりです。
デメリットとしては、中古品の商品状態が確認しずらい事と、
個人差もありますが店舗せどりに比べると退屈という所ですね(笑)
店舗で商品を手に取ってリサーチするのと、
PC上で商品をリサーチするのでは全然違います。
特に苦でなければ、電脳せどりの方が効率がいいです。
それでは今度は電脳せどりでの仕入先の具体例を挙げてみます。
・電脳せどりの仕入先
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、メルカリ、
ラクマ、フリル、ヨドバシ.com、ビックカメラ.com、ヤマダウェブコム、
駿河屋、BOOKOFFオンライン、タワレコオンライン、etc…
店舗以上に挙げていけばキリがなくなります。
もちろんこれ以外の仕入先でも問題ありません。
ただし、マイナーなECサイトでは入金したのに商品が発送されないなど
トラブルが発生する場合があります。
更新日が古かったり、新しいレビューがついていないようなサイトでは
購入前に問い合わせをして返答があれば仕入れをしましょう。
電脳せどりをするには、効率よく仕入れができるように
様々なサービスを利用する必要があります。
詳しくは別の項で説明します。
せどりで仕入れた後の販売方法について
せどりで稼ぐためには、仕入れだけではダメです。
その仕入れた商品を販売してはじめて利益が出来ます。
では、その販売方法について解説します。
総合力No.1のせどりの販売先はAmazon
せどりで稼いでいくにはAmazonは必須です。
Amazonでマーケットプレイスの登録をして
出品できるように準備しましょう。
なぜAmazonが必須なのかと言うと、
圧倒的な集客力を誇るからです。
売上を出すためには下記の方程式が成り立ちます。
売上 = 集客力 × 成約率 × 単価
売上を出すために最も重要とも言える集客力が
Amazonを利用するだけで解決してしまいます。
Amazonという企業自体も、とても伸びている企業なので
そこに私たちも便乗させてもらいましょう(笑)
更にAmazonではFBAというサービスがあります。
Amazonが在庫管理から発送までを行ってくれるサービスです。
自宅で在庫を保有する必要もないし、
発送作業も不要となるので非常にありがたいサービスです。
詳しいFBAサービスについては、別の項で説明しています。
もはや定番となったメルカリ販売
CMもよくやっているので聞いたことがあると思いますが、
フリマアプリの1つであるメルカリです。
2013年に開始したサービスですが、
そこから急成長を遂げて2016年12月時点で
4000万ダウンロードに到達しています。
そうなるとAmazon同様に集客力に期待が出来ます。
弊社でも2015年夏ごろからメルカリの販売を開始しています。
やはりよく売れますね。
メルカリの特徴としては、購入者の層が圧倒的に若者中心です。
若者中心なので、若者ウケのいい商品を出品するとAmazon以上に
回転よく売れていきます。
厄介なことに、まだ世間をよく知らない若者が多いので
取引で面倒になることも多々あります(笑)
それを差し引いてもメルカリ販売はとても魅力なので、
これもAmazon同様に必須なので取り入れていきましょう。
私の会社でもメルカリ販売をしていますが、
作業を効率化させるために自社独自のツールを開発しました。
現在では、一般向けに販売も行っているので
よかったら覗いてみて下さい。
メルポートというツールです。
※現在サービス停止中となります。
その他販路で販売
Amazon、メルカリ以外にも販売先はたくさんあります。
具体例を挙げると下記の通りです。
楽天、Yahoo!ショッピング、Wowma!、
ヤフオク、モバオク、ラクマ、フリル、etc…
代表的なものがこれらで、細かく挙げるとこれ以外にもまだまだあります。
まだまだあるのですが、それらはAmazonやメルカリに比べると
集客力が極端に下がります。
せっかく出品作業をしても商品が売れなければ、
その作業に費やした時間が無駄になってしまいます。
同じ作業をして、Amazonやメルカリで売れるのであれば
作業効率を考えて集客力のある販路を使うべきです。
Amazon、メルカリ以外の販路は
どちらかというと中級者以上向けです。
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