前回は、出品者としてのフリマアプリ・メルカリの使い方を紹介しました。
今回はメルカリの使い方~購入編~です。
掘り出し物が安く買えたり、安心して簡単に使えたり、と
消費者としてもメルカリは魅力的な使い方ができます。
商品の探し方から購入の仕方、注意点などを紹介していきます。
商品の探し方
メルカリで目当ての商品を探す方法ですが、
ほかのネットショッピングと同様です。
スマホ画面を横にスワイプするとカテゴリーが移動します。
商品画像をタップすると詳細画面へ移ります。
画面上部の虫眼鏡マークをタップすると商品検索ができます。
キーワード検索、カテゴリー検索、ブランド検索のほか、
検索条件を保存することや検索履歴を利用できます。
※検索条件の保存は、実際に検索をした時に画面下部にでる、
「この検索条件を保存」をタップすると保存できます。
いいね!ボタンをタップすれば、サイドメニューにある
「いいね!一覧」から確認できるようになります。
同じ商品を複数の出品者が出していて比較したいときなど、
アマゾンの欲しいものリストのような使い方ができます。
コメント機能を活用する
商品説明欄を読んで、不明な事柄があるときはコメント機能を利用しましょう。
コメントでは出品者とやり取りすることができます。
詳しく知りたい商品の状態など、直接返信をもらうことができます。
このコメント欄は値下げ交渉の場としても使われます。
よりお得に購入したいときは、節度をわきまえて交渉してみましょう。
値下げのほかにも送料負担を出品者にお願いするケースもあります。
メルカリ独自文化‐即購入禁止‐
欲しい商品が見つかったとき、一つ注意点があります。
メルカリには「即購入禁止」をうたう出品者が存在します。
即購入とは、出品者とコメントのやり取りをせずに購入手続きに進むことなのですが、
なぜこれを嫌がる出品者がいるのでしょうか。
メルカリのシステムとして、出品されている商品は誰でも購入することができます。
逆に言えば、出品者としては購入者を選ぶことができないということです。
購入者の中には、支払いをしない人や理不尽な評価をする人などが存在しています。
こうした人と、トラブルが起こりそうな取引をさけるために出品者側が購入者を選ぶ方法として
即購入禁止の文化が生まれたようです。
(その他、商品を別のフリマアプリで同時出品中など、即購入を嫌がる理由は様々です。)
即購入禁止の商品が気になるときは
コメントで許可を得てから購入手続きへ進むのが暗黙の了解となっています。
公式のルールではないのですが、
個人対個人で取引をおこなうフリマアプリである以上は、
お互いに気持ちよく取引するためにもこうしたローカルルールを理解しておくべきと言えます。
購入の仕方
欲しい商品が見つかったら、さっそく買ってみましょう。
購入手続き
購入手続きに進みます。
※上記の「即購入禁止」商品であれば、コメントで出品者に連絡をとり、
購入に関してのやり取りをしてから手続きへ進みましょう。
画面の下部にある「購入手続きへ」ボタンをタップします。
メルカリポイント、売上金を使って支払いを行うことができます。
支払い方法はクレジットカード払いのほか、
コンビニ/ATM支払いや携帯電話キャリア支払いを利用できます。
あとは、購入ボタンをタップするだけです。
代金の支払い
選択した支払い方法でお金を払います。
クレジット払いであれば、カード番号、有効期限、セキュリティコード入力を行います。
携帯キャリア支払いでは、各キャリアとの認証を行います。(暗証番号などが必要)
コンビニ支払いは選択したコンビニチェーン用の支払い番号が発行されますので、
この番号を使い各コンビニで支払いを行います。
ATM支払いも同様に、発行された支払い用番号をつかいATMを操作します。
詳しいやり方はメルカリアプリのガイドにも記載されていますので、
初めての方でも安心して支払いが行えます。
支払いが終わると出品者に発送を促す通知が行われます。
この通知に従い、出品者は発送作業に取り掛かります。
出品者が発送を完了させると、発送完了の通知とメッセージが送られてくるはずです。
お礼の返信をしておきましょう。
通常のネットショッピングでは、発送された商品が届けば取引完了となりますが、
メルカリでは、「受け取り評価」という大事な作業が残っています。
受け取り評価をする
受け取り評価をすれば、やることはすべて完了です。
しかし、メルカリを使うときに最も注意すべき事の一つがこの受け取り評価です。
受け取り評価とは
受け取り評価とは、問題なく商品が届いたことを運営と出品者に知らせる機能です。
商品が到着したら、中身を見て問題がないか確認しましょう。
問題がなければ、受け取り評価をコメントともに行います。
受け取り評価が済むと、出品者が購入者を評価し取引完了となります。
問題のある商品が届いたら
もしこの時点で、違う品物だったり・状態が明らかに説明と異なるなど、
出品者に問い合わせや返品が必要な商品であることが分かったときは
受け取り評価をする前に取引メッセージで出品者に問い合わせましょう。
適切な対応をしてもらえない時は、トラブルを運営に報告し対処を依頼します。
大事なのは、受け取り評価前にこのようなやり取りをすることです。
受け取り評価をしてしまった後では対応をしてもらえない可能性が高くなります。
また、商品到着前に評価をするように促す詐欺のような行為もあるようです。
難しいことではありませんので、注意しておいてください。
なぜ受け取り評価が重要なのか
メルカリでは、代金の受け渡し方法が特殊なものになっています。
先に支払われた代金が直接出品者のもとに行くのではなく、
商品の到着が確認されるまで事業者が預かる、
エスクローサービスというシステムが使用されています。
事業者が間に入ることで、不良品を送られて出品者に逃げられたり、
送った商品の代金を購入者が払わないなどのトラブルを防止し、
購入者と出品者の双方が安心して使えるシステムとなっています。
メルカリでは受け取り評価が「無事に商品が届いたことの確認」にあたります。
受け取り評価が無ければ出品者は売り上げを受け取れないので、重要な作業となるのです。
受け取り確認をするまで
出品者は適切な商品を提供して代金を受け取る権利
購入者は代金を支払って適切な商品を受け取る権利
が保証され、フェアな関係が保たれます。
トラブルが発生した時はこのフェアな関係を使い、双方が納得できるようにうまく話し合いましょう。