メルカリで定められた規約に違反をすると、アカウント停止などのペナルティを受ける事になります。
メルカリのガイドに「ルールとマナー」という項目が有ります。
その中で、規約違反に当たる行為が「禁止されている行為」として取り上げられています。
目次
- 1 【取引】
- 1.1 メルカリで用意された以外の決済方法を促す行為
- 1.2 商品の到着前に受取評価をさせる行為
- 1.3 商品の売買を目的としない取引(ポイントや売り上げの移行、マネーロンダリング等)
- 1.4 商品の出品者自身や親族、その他関係者が購入する事
- 1.5 代引きの持ち掛け(商品の代金の一部もしくは全部を代引きで支払うよう持ち掛ける)
- 1.6 お互いの商品を、値下げして、購入しあう
- 1.7 交換、半交換の持ちかけ
- 1.8 手渡しを強要する行為
- 1.9 送料込の商品を送料別(着払い)で発送
- 1.10 商品の宛先を郵便局(営業所)留めにすること
- 1.11 メルカリで購入した商品を著しく高い金額で転売する行為
- 1.12 他会員の写真・文章等を無断で使用する行為
- 1.13 禁止されている行為や出品物と知りながら取引する事
- 2 商品の出品・掲載
- 3 外部への誘導
- 4 その他
【取引】
メルカリで用意された以外の決済方法を促す行為
メルカリで用意された決済方法は「クレジットカード払い」「コンビニ/ATM払い」「携帯電話キャリア決済」「ポイント・クーポン・売上金の使用」があります。
これら以外で購入者に入金してもらえる方法として考えられるのは「直接振り込み」「代引き」「現金の送金」「切手やAmazonギフト券などの送付」などでしょうか。
正規の決済方法の場合はメルカリが一旦購入金額を預かり、商品の到着が購入者側で確認された場合に販売者に振り込まれる仕組みです。
この仕組みがメルカリのあんぜんあんしんな取引の肝になりますので、そのほかの決済方法は禁止されているようです。
商品の到着前に受取評価をさせる行為
購入者が受取評価をすることで販売者は入金を確定させることができます。(販売者側でも評価が必要ですが)
商品到着前に受取評価をさせるという事は、商品を確認されては都合が悪いからであって、
実際には商品を発送する意思が無かったり、不良品などの問題のある商品が送られてくる恐れがあります。
そのため商品がきちんと届き、中身に異常がないことを確認するまでは受取評価をしてはいけません。
受取評価をしてしまうと返品や返金などの交渉が困難となり、メルカリ事務局でも対応してもらえなくなります。
商品の売買を目的としない取引(ポイントや売り上げの移行、マネーロンダリング等)
架空の商品を取引してアカウント間でお金を動かす行為を指すと思われます。
盗品や偽物などの犯罪がらみの商品を販売して得た売り上げを使って、別で保有しているアカウントから商品購入し、そのアカウントに売り上げが移れば一つの資金洗浄となります。
商品の出品者自身や親族、その他関係者が購入する事
メルカリではアカウントの評価が大事になります。
例えば、最安値の300円で商品100個出品し、それを身内のアカウントで取引すれば、手数料の10%である3,000円で良い評価が100買えてしまいますので、こういった行為を禁止していると思われます。
代引きの持ち掛け(商品の代金の一部もしくは全部を代引きで支払うよう持ち掛ける)
メルカリで用意された以外の決済方法の一つです。メルカリのシステムを利用しないため詐欺などのトラブルの原因となります。
メルカリ側の手数料収入が無くなることもあり、禁止されていると思われます。
お互いの商品を、値下げして、購入しあう
出品者同士で、お互いに2万円で出品している商品を1,000円等にしてそれぞれで購入するといった行為です。
当人間ではメルカリの販売手数料が安くなり(10%であれば本来2,000円が手数料となります。)ますが、しらずに他のユーザーが購入してしまったり、トラブルや詐欺も起こりやすいと思われます。全ユーザー間での公平な取引の妨害にもなります。
メルカリ側の手数料収入が少なくなることもあり、禁止されていると思われます。
交換、半交換の持ちかけ
欲しい商品を出品しているユーザーに自分の商品との交換を交渉し、料金を値下げしてもらったり全額分を交換で取引するといった行為です。
正規の取引方法ではなく口約束になる為、詐欺やトラブルも発生しやすいと思われます。
メルカリ側の手数料収入が少なくなることもあり、禁止されていると思われます。
手渡しを強要する行為
商品の手渡しは両者の合意があった場合にのみ認められています。
禁止されている出会いが目的であったり、実際に会うことで犯罪に巻き込まれたりする危険があるため禁止されていると思われます。
送料込の商品を送料別(着払い)で発送
発送方法が出品情報と異なり、購入者に不利益となる出品情報の誤りとなるためトラブルの原因になると思われます。
商品の宛先を郵便局(営業所)留めにすること
商品の受け取りが遅れた場合に取引が長引き、トラブルになりやすいためと思われます。
受取にすらいかないといったケースも発生するかもしれません。
メルカリで購入した商品を著しく高い金額で転売する行為
メルカリ内での高額転売を禁止しているようです。
他会員の写真・文章等を無断で使用する行為
商品情報を他人に自由に利用されてしまうとオリジナルの出品者の不利益となります。
自分で撮影した写真や売り込みのために考案された文章は著作物に当たる可能性もあり、無断で使用することはできません。
禁止されている行為や出品物と知りながら取引する事
規約違反をしているユーザーや盗品や偽物と思われる商品を取引した場合には双方がペナルティを受けることが有ります。
そういった取引には関わらないか、事務局への通報を行いましょう。
商品の出品・掲載
実際に手元にある商品画像を掲載せず出品すること
傷や汚れが気になる中古品はもちろん、新品商品であっても外箱の状態も購入者にとっての貴重な情報です。
拾い画像などを使ってしまうと、実際に届く商品とのギャップから購入者とのトラブルの原因となります。
また、メルカリでは無在庫販売を禁止しているため、手元にある商品でなくては販売ができません。
手元にない商品を予約、取り寄せで販売する事
商品情報のみで出品し、購入されてから仕入れることを無在庫販売と言い、メルカリではこれを禁止しています。
宣伝や探し物など、商品でない情報の投稿
商品ページを掲示板のように使うことを禁止しています。
探し物とは、「○○買います」というタイトルなどで架空の出品を行い、出品者にコンタクトを取ってもらうような行為をさします。
出品者とは別の第三者の商品を代理で出品する事
代理出品の場合、商品が出品者本人の所有物ではないため、商品情報に誤りがあったり、発送が遅れたり、発送されない恐れがあります。
仮に無許可で販売されていた場合は盗品扱いとなり、トラブルの原因となります。
購入者としては、商品情報やコメントなどで確認し疑わしい場合は関わらないようにしましょう。
オークション形式の出品
コメント欄での値下げ交渉は問題ありませんが、金額を上乗せるオークション形式での出品を禁止しています。
フリマアプリですので、出品者が設定した金額で購入することが原則となります。
複数の商品を掲載し、その中から購入する商品を選択させる形式の出品
パターンの有る商品なども1件ずつ出品する必要があります。
この出品形式で商品を購入し希望とは違う色やサイズが届いた、というトラブルが起きても事務局には対応をしてもらえない可能性があります。
ノークレーム、ノーリターン、ノーキャンセル、3N など、商品に問題があっても返品に応じないという記載をすること(プロフィールを含む)
明らかな不良品や説明とは異なる商品であっても返品を受け付けない、という販売方法はできません。
ジャンク品扱いとなる商品は誤解のないように記載をおこない、購入者も十分に確認をしたうえで納得して購入する必要があります。
また、ノークレームや3Nといった文言を記載すると出品ができません。
検索用キーワードの羅列
商品に関係するキーワードを商品説明文に大量に記述することをさします。
検索に引っかかりやすくなるため、行っているユーザーは多いですが禁止されている行為になります。
関係ないカテゴリの設定
直接の関係がないカテゴリに出品すると検索結果がおかしなことになり、購入者が欲しい商品を見つけにくくなります。
似たような商品がたくさんあるカテゴリとは別のところに出品して目立たせる目的があるのかもしれませんが、禁止行為になるため控えましょう。
虚偽のブランドの設定
は偽物の問題もあるため、ブランド設定などは注意が必要です。
○○風などの商品設定も規制の対象となることが有ります。
高級ブランドに限らず正確に設定を行い、ノーブランドの場合は何も設定しないようにしましょう。
外部への誘導
外部サイトへ誘導する行為
出品者の中には複数のモールで販売を行っているケースがあります。
それらの別のモールや通販サイトから購入をしてもらおうとして誘導する行為が禁止されています。
外部への誘導はメルカリで集客したユーザーが他に流れることとなり、システムが成立しなくなってしまいます。
外部サイトへの取引に誘導する行為
取引自体についても上記同様、別モール・通販サイトに誘導して行うことを禁止しています。
購入を検討しているユーザーに別サイトでの購入を案内する行為などがアウトです。
事務局で不適切、不健全と判断したサイトへの誘導
取引の有無にかかわらず、別サイトの紹介や誘導には注意が必要です。
販売している商品の詳しい情報などを確認してもらうために公式サイトを紹介するなどのケースなどが有るかもしれませんが、他サイトの紹介が事務局判断によってはペナルティになる可能性があることに注意してやり取りをするようにしましょう。
その他
誹謗中傷や脅迫行為
コメント欄や取引メッセージでトラブルになった時も常識的な対応が必要です。
相手がおかしな言動をする場合は事務局に通報することができます。
荒らし行為
トラブルになった相手が粘着してくるなど、荒らし行為を受ける場合があります。おかしなユーザーに絡まれてしまったらブロック機能や事務局への通報を行いましょう。
スパム行為
無意味なコメントの連投や短いスパンでの連続出品などはスパム行為とみなされることが有ります。
出品に関わる規約になるため、これが原因でアカウント停止となるケースは多いです。
出会いを目的とする行為
コメント欄や取引メッセージを通常の取引以外で使用することはできません。
わいせつな行為
普通のコメントや取引メッセージをやり取りしたつもりでも、内容によっては意図せずにこの理由に当てはめられてペナルティを受けるケースがあるようです。このあたりは厳しく管理されていると考え、無難なやり取りを心がけるようにしましょう。
虚偽の情報の記載
メルカリでは購入者は商品画像と商品説明を頼りに購入を決定しますので、間違った説明文や、実物と異なる画像を使用するとトラブルの原因となります。虚偽という言葉自体に騙そうとする意志があるという意味が含まれているため、意図的に事実と異なる情報を使用していると判断されるとペナルティを受ける事になります。
著作権の侵害
キャラクターやタレントグッズなどはメルカリでたくさん取引されていますが、二次使用も含めて注意が必要です。
CDやDVDを複製したものや、TVの録画データを焼いたものなどの販売はできません。
その他違法行為
法律に反する商品の販売や購入、やり取りがある場合は退会処分などのペナルティ対象となります。
メルカリ事務局で不適切と判断される行為
規約で定められていない事柄に関して、ケースバイケースで判断するものと思われます。