
2016年12月よりメルカリで出品し他商品が上位表示されない現象が発生するようになりました。
メルカリから正式な発表がないまま時間が経ち、現在も状況は変わっていません。
おそらく、今後もこの上位表示の規制は続くと思われます。
現時点での上位表示規制の状況や考えられる対策をまとめてみます。
目次
メルカリの上位表示されない問題とは
簡単に言うと、特定のアカウントをずっと使っていると突然商品が売れなくなってしまうという現象です。
なぜ売れなくなってしまうかというと、出品した商品がユーザーに目につきやすい場所(=検索上位)に表示されなくなるからです。
検索上位に表示されないばかりか、カテゴリーで検索したりキーワードで検索しても、その商品はヒットしなくなります。
上位表示されなくなる原因
最も関係があるとされるのが出品数です。
1日に1回出品しているアカウントと1日に100回出品するアカウントでは、明らかに後者が先に上位表示から消えます。
1日に出品する商品の数には注意が必要です。仮に今1日に100品の出品を行ってしまうと、1日で上位表示されなくなる恐れもあると思います。
また、「一日に何回出品するか」の他にも、そのアカウントから「合計でどのくらい出品が行われているか」という点も関わっていると考えられます。
上位表示されなくなってしまったら
一度上位表示されなくなってしまったアカウントはしばらく放置することで復活します。
最低でも1か月ほど操作しない時間を設けることで、再び上位表示が行われるようになる可能性が高いです。
その間は別のアカウントを使用して販売を継続したいところです。
メルカリでは複数アカウントの所持が認められていないため、同じスマホ・電話番号で別の新規アカウントを開設することができません。
家族などの協力を得るなどの方法で複数アカウントを運用する必要があります。
上位表示されない問題への対策
上位表示されない問題に関しては、これはもうメルカリの仕様なんだと割り切って考えるべきかと思います。
情報に惑わされ過ぎない
商品名や商品情報などの工夫によって改善されるといった情報もありますが、今現在効果があるとしても、メルカリの仕様変更次第でいつまで通用するか分かりません。
メルカリの仕様変更は細かいものを含めてかなり頻繁に実施されていますので、不確実な情報に踊らされた結果あまり効果がなかった、という状態に陥る恐れも有ります。
しかしおそらく、出品数を抑えるという対策は必須となる事は変わらないでしょう。
出品し過ぎないことにのみ注意してあまり細かな対策情報を追わず、その分を仕入れやリサーチなどに時間を回すのも一つの考え方としてアリではないでしょうか。
別のアカウントを準備しておく
出品数を抑えつつ販売を行っても、いずれどこかのタイミングで上位表示の規制がかかる事も予想できます。
そうなってしまった時のために予め別のアカウントを準備しておき、そちらのアカウントで販売を再開し、元のアカウントは放置して回復を待ちましょう。
入れ替えたアカウントも上位表示の規制を受けてしまったら、更に別のアカウントを使用したり、復活したアカウントを使用したりと、アカウントを切り替えながら回していきましょう。
複数アカウントの運用も検討
出品数を抑えようとすると、アカウントあたりの再出品回数が少なくなり、当然そのアカウントで見込める売り上げも以前に比べ少なくなります。
この状況下で安定した売り上げを目指すなら複数のアカウントの運用が必要となります。
出品ツールで複数アカウント運用する
複数アカウントの運用を行う場合は出品ツールを利用すると便利になります。
WEB版やアプリで複数アカウントを管理するためには都度ログアウト・ログインが必要だったり、アプリのアンインストールが必要になったりと大変手間がかかります。
出品ツールであるメルポートの場合、複数アカウントをツール上で切り替えが可能になります。
自動出品ができるのはもちろん、出品の上限数を設定できます。
複数のアカウントを登録して、上限数を抑えて設定しておくだけで、上位表示問題に注意しながらの販売が可能になります。
出品ツール=規制される、と考える場合もあるかと思いますが、そうではなくアカウントの使用状況が問題になります。ツールを使っても上位表示は可能で、出品数を抑えることで上位表示される期間は長くなります。
一方で、出品数に注意をしながら販売を行っていても上位表示の規制を受けてしまうことが有ります。
メルポートではアカウントの入れ替えが自由に行えますので、すぐに別のアカウントを認証させて販売を継続できます。入れ替えの時に旧アカウントで出品データをダウンロードできるので、別のアカウントで販売再開することが可能です。
上位表示されない問題が元に戻る見込みは薄く、競合する出品者が減少しています。
出品の仕方に注意が必要にはなりましたが、購入者の数はまだまだ多く、商品の売れやすさは依然として高いままです。
その中で出品方法に工夫をし、時にはツールを活用しながら販売をすることで今まで以上にメルカリの販売力の強さを実感することができます。