規制後も使えるメルカリツール

メルカリで行われている規制とは

メルカリでは2016年12月に商品表示システムに大きな変更がありました。

それまでの商品表示システムとメルカリツール

従来のメルカリでの商品表示システムと言えば、

出品した順に商品が上位表示されるというものでした。

SEOの様な考え方や広告によって特定の商品を上位に表示される方法などがなく、

非常にシンプルな物でした。

ユーザーがアプリを開いたときや

特定のキーワードによる検索、カテゴリー検索を行ったときに目に入るのは上位表示されている商品です。

出品したての商品が最も売れやすい状況にありました。

膨大な量の商品が日々出品されるメルカリでは、

一度出品した商品が長い間上位表示されることはまれで、

次々と出品される新たな商品に追いやられて表示位置が下がっていくケースがほとんどでした。

そのため、出品した商品を定期的に出品し直す行為である再出品がメルカリで商品を売れやすくするコツでした。

しかし、

メルカリには再出品機能がなく、出品の削除と新規出品を行うことがそれにあたります。

メルカリの再出品はその都度、商品情報を入力して出品を行う作業が伴うため、手作業ではとても煩雑なものとなります。

この作業を自動化するものがメルカリツールです。

多くのメルカリツールには商品の自動削除と自動再出品を行う機能が搭載されていて、

一度登録した商品は、特別な作業をしなくても自動で再出品されます。

再出品された商品はそのたびに上位表示されることとなり、

ユーザーの目にとまる機会が増えるので非常に売れやすい状況を作ることができました。

規制による商品上位表示システムの変更

この状況が2016年12月に行われたメルカリの商品上位表示システムの変更により大きく変わりました。

それまで順調に商品を上位に表示させることができていたのに、

あるタイミングからいくら再出品を行っても上位には表示されなくなったのです。

出品した商品は半年以上前に出品された商品よりも下位に表示されるという現象が発生しました。

この現象についてメルカリ側で公式の発表は行われていませんが、

メルカリ公式Twitterでは、

「一部表示条件を変更しています。」

との発言がありました。

下位表示の規制を受ける原因

メルカリによる正確な発表がないために、正確な原因は判明していません。

しかし、様々なテストや規制から一定期間がたった現在で有力な説は、

1アカウントで一定数の出品を行うと規制対象となるというものです。

ツールを利用しているとどうしても出品数が増えるので、

規制を受けやすく感じますが、この現象はアプリのみで出品しているユーザーにも発生しています。

ツールの利用が原因ではなく、アカウントの使い方を見られていると考えられます。

規制後も使えるツールとは

規制の影響

メルカリツールを利用して再出品を実行しても上位に表示されない状態となり

規制が実施された2016年12月を境に、

それまで20種ほどあったメルカリツールの大半がサービス休止・停止を行いました。

商品が上位表示されない問題に加えて、

ツールからメルカリへアクセスできなくなるような状況も発生していました。

公式の発表がないため、様々なテストを行い状況の把握を行いました。

あれから時間が空き、新たな体制を整えてサービスを再開しているメルカリツールも増えてきています。

下位表示規制の内容

現状として、規制内容の詳細を把握することは不可能であると考えています。

どれだけの出品をすると規制されるのか、

その判断は機械的に行われているのか、

メルカリのスタッフが目視で判断しているのではないか、

不明な事柄がたくさんありますが、

詳細が公表されていない以上はメルカリの関係者以外、誰も正しい情報を知る者はいません。

実際にいろいろなテストを行った結果として、

規制の基準が一定ではないように思われました。

最終的に目視で判断している可能性もありますし、規制システムを頻繁に変更しているのかもしれません。

これまでも、

アカウント停止に関する基準が公表されていなかったという事もあります。

おそらく今後も下位表示の規制基準は公表されないものとかんがえられます。

基準の把握ができない以上、確実な上位表示を謳うメルカリツールの実現も不可能です。

規制後のメルカリツールの使い方

規制後のメルカリツールの使い方はどのように考えればよいでしょうか。

ツールを利用すると下位表示の規制対象となる、という意見を目にしますが、

ツールの利用そのものが規制の原因になっているとは考えにくいです。

スマホやWEB版などのオフィシャルな方法でメルカリへ出品したユーザーであっても下位表示は発生しているためです。

規制の原因が何かを仮定し、注意しながらメルカリツールを利用すれば、

依然として売れやすい状況を作ることができます。

出品数に注意する

では、何が規制の基準に関係しているのでしょうか。

有力と考えられている物が、1アカウントでの出品数です。

一定の数以上の出品を行った時点で、出品した商品が下位に回っていると考えられています。

一日当たりの出品数が多いアカウントと少ないアカウントでテストを行いましたが、

下位表示になるまでの期間に差が生まれましたので、実際に関係があると考えています。

そうなると、ツールを利用していると自動で何回も再出品ができてしまう分、

下位表示アカウントになってしまう可能性も高くなります。

アカウントを長く活用するためにも、一日当たりの出品数は抑える必要があります。

アカウントの入れ替えを活用する

現状では、出品した商品を常に上位表示させることはできないと思われます。

規制対象となったアカウントでは効率のよい販売ができません。

予め複数のメルカリアカウントを準備しておき、

下位表示となったアカウントは仕様を停止し、

別のアカウントで販売を再開させるのが現実的な対応方法と言えます。

その際、メルカリアカウントの入れ替えが可能なツールをご利用いただく事をおすすめします。

ツールによっては利用するメルカリアカウントを変更するたびに枠を購入する必要があるものもございますのでご注意ください。

販売後の作業も効率化させる

出品ツールの中には、シンプルに再出品機能のみ利用できるものや、

再出品をはじめ、コメント対応や発送通知などの購入後の対応までツール上で行えるものとがあります。

規制への対策として1アカウントからの出品数を抑えるので、

販売機会を増やすために複数アカウントを運用する場合もあります。

その場合、それぞれのアカウントの発送~評価までの対応もツール上で行いたいものです。

出品のみの機能しかないツールの場合、

メルカリアプリやWEB版に、各アカウント毎にログインしなおして確認と作業を行わなくてはなりません。

これは非常に手間になりますので、複数アカウントも最後までツール上で管理できるものをおすすめします。

規制後のメルカリツールの選び方

・出品数がコントロールでき

・アカウントの入れ替えが可能

・販売後の作業も効率化できる。

これらが規制後のメルカリでも効率的に販売を行うことができるツールの必要条件であると考えられます。

Profile


名前:宮迫 宏 
1985年生まれ 鹿児島出身 神奈川県在住
起業に失敗したのをきっかけに、2011年よりインターネットビジネスを開始。2013年1月に法人化をし、それ以降物販をメインとした事業を展開しています。 2015年には物販のみで月商3000万円を達成しています。物販以外にはスクール運営やツール開発なども行っています。

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