B2B(BtoB)ってどんな世界?せどり転売とは常識が違う

せどり、転売をネット販売のみで行ってきた人は、B2Bの世界を全く知らないと思います。同じ物販と言えど、異なる部分が多々あります。簡単ではありますが、B2Bがどんな世界なのか説明していきます。

取引では価格ではなく掛率(かけりつ)を使う

B2Bの取引では、一般的に掛率(かけりつ)を使います。掛率とは小売価格(定価)に対する割合です。
小売価格10,000円の商品の掛率50%は、5,000円となります。この場合、5掛け(ごかけ)とも言います。掛率45%の場合は4.5掛けと言います。
取引相手が「この商品の掛率を教えて下さい」と聞いてきたら、自分の販売したい掛率を答えます。4,000円で販売したい場合は『4掛けです』という風に答えて下さい。
この場合、一般的には4,000円で販売しますとはあまり言いません。なんか回りくどい言い方ですが、B2Bの世界ではこれが一般的なやり取りです。

売上はいつ入金されるのか?支払い条件について

Amazon、メルカリ、ヤフオクなども各運営会社によって売上金の入金日が変わるように、B2Bでも取引先の企業によって条件が変わってきます。
私が今まで取引してきた中で、一番多かった条件は月末締め翌月末払いです。
この条件のイメージ湧きますか?簡単に説明すると、
3月に1日、10日、30日と3回の注文をもらったとします。それぞれ3万円の注文額だとすると、4月30日にまとめて9万円が支払われるといった感じです。Yahoo!ショッピングの月1回受取と似たような条件ですね。
この次に多い条件は、月末締め翌々月末払いです。取引金額が大きくなってくるとキャッシュフローが心配になってくる期間ですよね。
企業によっては、こちらの条件を汲んでくれる場合もありますが、取引先が大きくなるほど応じてもらえないケースが多いです。要望を出すだけならタダなので一度は要望を出すのもアリですね。
その他にも細かい条件など多々あります。ただ、この一般的な条件を頭に入れておけば、商談する際もスムーズに話を進める事ができます。

BtoCでは考えられない返品ルール

B2Bの取引で一番厄介なのがこの返品です。Amazon販売時の返品とはまた訳が違います。Amazonでは売れた商品が一般商品者の元に行き、不良品などが原因で返品される場合があります。これなら納得いきますよね?(納得いかないケースも多数w)
B2Bの場合はそれと比べると特殊です。取引先に商品を販売し、その商品が問屋や販売店の元へ行きます。その問屋や販売店はさらにその商品を取引先や一般消費者向けに販売するのですが、仕入れた商品を全てさばききれないケースも当然出てきます。その売れ残った商品を、仕入元の取引先に返品するのです。返品された数量分を返金する必要があります。
これはめちゃくちゃ痛いですよね。しかも売れ残りの返品なので、販売後すぐすぐ来るのではなく、半年後や下手すりゃ1~2年後に返品される場合もあるようです。
ただし、この返品について取引開始前に『返品あり?なし?』を確認します。買取る側の企業からしてみれば、返品ありの条件の方がいいので、返品ありの場合の方が積極的に動いてくれやすくなります。これはどちらを取るのか販売者次第なので、試算してどちらかを選択してみてください。
ちなみに私は基本的には返品なしで取引しますが、返品ありで取引をしているものもあります。これはその他の条件も踏まえて検討してみてください。

なぜか未だにFAXを使いまくります

B2Bの業界はアナログです…。未だにFAXを多用します。注文書だけでなく質問事項などもFAXで来ることもあります。なぜメールで送らないんだ?と疑問でいっぱいです(笑)
FAXだと紙なので、保管する手間も発生するし、こちら側もReFAXの手間が発生します。PDFだと楽に保管しておけるんですけどね。やり取りの内容でもメールであれば、後日キーワード検索もできるので過去ログも簡単に確認できます。
更に、紙代もインク代も通話料金も発生してくるのでコスパ悪いです。
それでもFAXを利用するのが、この業界なんですよね。
中にはメールで対応してくれる企業もありますが、FAXの方が多いです。FAXだけでなく電話のやり取りも多いです。メール自体をあまり見ている人も少ない印象です。メールのレスポンスが悪かったり、メールで連絡したことに対して電話で回答が来たり…。
Amazonやメルカリのみしか使っていない人であれば、FAXはもちろん、固定電話すらないって人も多いかもしれません。FAXをメールに転送できるサービスなどもあるので、FAXを準備するのは大変なことではありません。それほど費用はかからないので、取引が始まる前に準備しておきましょう。

まとめ

細かいことまで含めるとこれ以外にもありますが、代表的なものを挙げました。上記のことだけでも頭に入れておくだけでだいぶ話がしやすくなります。
今までネット物販のみをしてきた若い人であれば、「古臭い業界だな」と思うかもしれません。逆にネット物販はそこそこで、本業の仕事をバリバリやっていた人の方が馴染みやすいかもしれません。
人と人との関わりが多少増えるだけで、それほど難しいものではないので、慣れてしまえば誰でも出来てしまうと思います。
これを参考にしてB2Bの世界に飛び込んでみて下さい。

コメント

    • 菊池
    • 2020年 3月 07日

    初めまして。
    記事を読んで凄く興味を持ったのでご連絡させて頂きました。
    私は現在29歳でアパレル商品を中国輸入してODMで自社ブランドとして Amazonで販売しております。

    質問なのですがBtoB取引をする場合メーカーじゃ無いと取引出来ませんか?
    私みたいなアリババ等から代行業者を使って仕入れて販売するような業者はBtoB取引に参入できますでしょうか?

    お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします。

      • miyasako3835
      • 2020年 3月 07日

      興味を持ってくれてありがとうございます。

      アリババの商品をそのまま業者に販売するのは不可能に近いですが、ODMで自社ブランドしてAmazonで販売しているとのことであれば、クオリティにもよりますが可能です。

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Profile


名前:宮迫 宏 
1985年生まれ 鹿児島出身 神奈川県在住
起業に失敗したのをきっかけに、2011年よりインターネットビジネスを開始。2013年1月に法人化をし、それ以降物販をメインとした事業を展開しています。 2015年には物販のみで月商3000万円を達成しています。物販以外にはスクール運営やツール開発なども行っています。

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