脱Amazon! Amazonからの脱却 転売からB2B(BtoB)へ

脱Amazonを考えている転売ヤーは非常に多いのではないでしょうか?
Amazonに限らずプラットフォームを利用したネット物販はアカウント停止のリスクだけではなく、突然の規約変更や手数料の値上げにより運営側に振り回されることが多々あります。
脱Amazonの手段の1つ、B2Bについて説明します。

なぜ脱Amazonを考えている人が多いのか

冒頭でも触れたように、脱Amazonをテーマに奔走している人も多いかと思います。それには理由はたくさんありますが、一番はアカウント停止のリスクでしょう。私も今までに何度もAmazonのアカウント停止を経験して死にかけました(笑)

参考記事
https://miyasako-h.com/amazon-accounts/amazonsuspend-no1

このブログでAmazonアカウント停止についての記事をまとめていることもあり、その相談も頻繁に来ます。それだけ多くの人がAmazonのアカウント停止で苦しんでいます。

それ以外の理由としては、Amazonなどのプラットホームを利用したビジネスは、運営元に振り回されることがあるからです。
いきなりの規約変更や手数料の値上げをされることもあります。仮にAmazon一本でビジネスをしているとその影響があまりにも大きくなります。そこで脱Amazonや、脱Amazonまでいかなくてもリスクを分散させるために他の販路を求めている人が多いという現状です。

そもそもB2B(BtoB)とは何か?

Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングでの販売は、企業(Business)から一般消費者(Consumer)向けの取引となり、B2C(BtoC)と呼ばれます。
これに対して、一般消費者ではなく企業(Business)と企業の取引は、B2B(BtoB)と呼ばれます。

B2CとB2Bの物販をする上での大きな違いは?

B2Cは取引相手が一般消費者なので、基本的に商品を一個ずつもしくは少量で販売していきます。たくさんの注文を貰うことができなければビジネスとしてやっていけません。ですのでB2Cをしていくには、集客力が大きな鍵を握ります。ECでも実店舗でもこの集客力が弱ければ、売上げは伸びずにビジネスとして成り立ちません。この集客が難しいから多くの販売者は圧倒的な集客力を誇るAmazonで商品を販売しています。

これがB2Bであれば、取引先の企業にまとめて商品を販売すればいいので、B2Cのような多くの注文をもらうための集客力は必要ありません。
また、基本的にはAmazonなどのようなプラットホームは利用しないので取引先と直接のやりとりです。アカウント停止などの影響も受けません。

サイト構築や集客力を考えるとB2Bの方が手間がかからない

脱AmazonでB2Cを選択した場合、自社でサイト構築や集客をする必要があります。これが非常に厄介です。今まで物販しかしていなかった人がこれを上手く運用できる人はほとんどいません。一部の天才のみ。知識や技術があればそれなりに作りこむこともできますが、それには時間だけでなく、広告費も必要になってくるので費用もそれなりにかかってきます。

それに比べてB2Bは、それらが強いに越したことはないが、それがなくても販売していくことが可能です。Twitterでも呟いたことがあるが、問屋と繋がってしまえばあとは勝手に営業してくれます。

このことからも分かるように、集客や個別発送などに時間をかけることなく、商品リサーチや作成に時間を注力することができます。

まだまだEC化率は低い

スマホが普及したことによって、ほんの数年前よりも気軽にネットで買い物をするユーザーが増え、EC化率は年々増加しています。
下の図は経済産業省から発表されているEC市場規模の推移です。見た瞬間分かる通り、EC化はどんどん進んでいます。
私自身もバリバリEC化が進んでいます(笑)。なんでもネットで買い物してます。

日本のBtoC-EC市場規模の推移(単位:億円)

経済産業省より引用

かなり勢いのあるグラフですが、実際の数字を見て下さい。なんとBtoCにおけるEC化率はたったの6.22%です。実店舗とECを合わせて全商取引の中の6.22%です。ということは、まだまだEC以外が強いんです。
そんなどデカい市場なのでそこを見過ごすわけにはいきません。AmazonプレイヤーたちがECばかりを注目している間に、EC以外の販路を作っちゃいましょう。

裏を返せば、ECの今後の伸びしろも凄いってことにもなります。

各企業は商品を求めている

Amazonでは次から次に新商品がカタログ登録され、セラー同士でしのぎを削っています。赤字ギリギリで販売したり(戦略によっては赤字で売る)、広告を打ちまくったり、SEO対策をし続けたりと、とにかく必死に戦っています。
一見、需要よりも供給が多いんじゃないの?って思ってしまうほどです。でもそれはあくまでAmazon内で上位表示を狙うために消耗しているだけで、EC以外ではそんなことはありません。実店舗やカタログ通販などの企業は売る商品を求めています。とにかく商品が足りないみたいです。今までいくつかの企業と取引してきましたが、「他に何かありませんか?」と必ず聞かれます。
それで導入が決まった商品ももちろんあります。しっかりとした商品さえ準備すれば必ずと言っていいほど、B2Bの取引は可能です。

小さな会社でもメーカーとして導入は可能

B2Bは一見ハードルが高そうに思いますが、それほど難しいことではありません。もちろん押さえておかなければならないポイントがいくつもありますが、
それを一つ一つ抑えるだけで、最低限のビジネスマナーさえあれば誰でもB2Bの取引が可能です。
私のような小さな法人でも、ドン・キホーテやイトーヨーカドーなどの大手販売店に商品を導入することが出来ました。「法人だからだろ?」って思うかもしれませんが、私の知り合いでは副業でやっている個人でも取引できました。
多少足元は見ているとは思いますが、先ほども説明したようにとにかく商品を求めているので、売れる商品さえ提案できれば小さな法人であろうが個人であろうが取引可能です。

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名前:宮迫 宏 
1985年生まれ 鹿児島出身 神奈川県在住
起業に失敗したのをきっかけに、2011年よりインターネットビジネスを開始。2013年1月に法人化をし、それ以降物販をメインとした事業を展開しています。 2015年には物販のみで月商3000万円を達成しています。物販以外にはスクール運営やツール開発なども行っています。

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